40代 フツーのオバサンのファッション大研究!
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アラフォー、婦人公論
「アラフォー」を見て「婦人公論」を買う。
「アラフォー」、面白いね!
天海ゆうきさんが藤木直人くんと仲良くなる設定なのね~
全然ムリないし。天海さんキレイ~
松下ゆきが尽くすタイプの専業主婦、
大塚寧々がリッチなDINKS、っていうキャラクターなんだ。
この三人、今の40代をくっきり切り取っていて、
すごく共感する。
いるいる、こういう友達~~
って、ドラマにのめりこんでしまったので、
服は碌に観察できなかったのでした。
でも、服に注意がいかないくらい、とても自然なスタイリングだったって
ことなのかな?
いちばんリアリティあったのは、やっぱり松下ゆきだよね。
主婦のお出かけファッションって感じ。
上品で、無難で、微妙に垢抜けない。
天海と大塚は、もっと時代性を感じる、
洗練されたスタイルだった気がする。
体型のせいもあるかもしんないけど。
これからドラマが展開していくと、
松下の服装も変わっていくのかな?
今度はよく観察しよう。
『婦人公論』は、「夏目♀さん×池田きょうこさん×斉藤勇先生」
というお片づけ対談があって面白かったので買ってみた。
それはおいといて、
連載小説ね。
著者は斎藤薫さんだったのね!
私、この人美容ライターだと思ってたけど、
小説も書くんだ~。
一回読み切りが毎月掲載されるスタイルらしく、
今回のタイトルが「老けて見える女」だったのだ。
読んでみたら、これまたありそうな40代女の話で、
しみじみ読んだものである。
「素顔のままで」
「飾らず」
生きてきたら、男にも逃げられ、仕事でもホされちゃったって話。
さすが美容について書いてきた人、
化粧しない女がどう見えるか、冷徹に書いている。
でもとっても共感する。
身につまされるねえ。
ちなみにファッションページは、意外にもセンスよく、
見ごたえがあった。
「おっかないオバサンの愚痴満載雑誌」
と思っていたので、少し驚いた。
『ナチュリラ』売れてんのね!
どの書店にも結構さしてあって、
駅前の大書店に行ったら、「売れてます!」のポップが。
版元支給のポップによると、読者からの反響が大きいみたい。
「こういうファッション情報が欲しかった」
「ブランドばかりのファッション雑誌は見飽きた」
などなど。
やはし、背の立つファッション誌に行きたくない、
あるいは行けない層というのが確実にあるのだ。
15日にはvol.2が出るのだそうだ。
類書も出ていて、それは何と宝島社。
その名も『リンネル』という、内田彩乃さんテイスト満々の本。
だがしかし、何度見ても、この手のファッションは、
肌が疲れて、背中に肉のついたオバサンが着ると、
あまりに痛々しい。
素敵だけどできないな、私には。
だが、背の立つ広告雑誌に反旗を翻す貴重な一派なので、
与することはしないまでもひそかに応援したい気はする。頑張ってね。
『como avance』
月間誌『como』の臨時増刊という位置づけで、
「30代後半、子どもも思春期。でも、さびるな。輝け、私!」
「体型も、肌も、家族のカタチも変わり、そろそろcomoを卒業、の姉ママたちへ」
というキャッチがついている。
表紙モデルは「ちはる」さん。
私ら40代から見ると、やや若い雑誌なんだけど、
ここに表現されている30代後半の悩みは、
40代と地続きなので、なかなか参考になる部分はある。
しかし、30代後半で子供が思春期って、
けっこう結婚早めだよね。
「姉ママ」という微妙な造語もどうなんだ!?
ファッションに関しては、ちょっとスタンスが不明。
広告がらみもあって、
やりたいことが見えてこない感じ。
だが、
「姉ママ世代の味方ブランド&ショップ発表!」
記事の登場ブランドとショップは、
この世代の指標にはなるかも。
以下一覧。
Amaca
Hemispheres
heliopole
la.f…
comptoir des cotonniers
Notify&Replay
だって。アマカ以外知らんわ!
つーか読めんわ。
まー無難なページにはなってんだけど、
何かツマラン、予定調和的なスタイル。
誰にも非難はされないだろうけど、
皆、ホントにこんな服が着たいんだろうか?
『クロワッサン』『ルチェーレ』
『クロワッサン』3月25日号がまたファッション特集。
前回の特集がいまいちだったのでどうかなと思ったけど、
今回は(私的には)まあまあアタリ。
恒例の海外ミセスのファッションが、
ヨーロッパでなくアメリカ、しかも西海岸(サンフランシスコ)
だったのがよかったみたい。
リアリティがある。
「少し前までは大丈夫だったのに、若い頃のような服が似合わない」
という見出しはイイ感じ。皆これ見て買いそうだな。
横森美奈子先生のスタイリングは、
リアルかつ夢があっていい。
ただ、横森先生がお痩せになったようでちょっと心配である。
意外によかった「おすすめしたい、うちのヒットアイテム」。
各ブランドのプレス担当者が、自社のヒットアイテムをセレクト、
自ら着て披露するというもので、
1色ページにしたのはもったいない。
カラーで見たかったなぁ。
『ルチェーレ』は、常にはやらないファッションを、
「アンチエイジング」特集にからめてやってくれた。
押田ヒロミ先生のスタイリング講座、
とっても役立ちそうだ。
タイトルも、
「この春こそ地味おばさんから”華”ありレディに!」
芸能人の普段着記事はやや唐突な印象があったが、
(プロモーションがらみなのかな)
それに続く、
「読者のおしゃれスナップ・デニム編&ワンピース編」
は、とっても楽しい!
ホントに全員素人さんなのかは謎だが、
こういうのもっとやってほしいな~。
先の『クロワッサン』でもデニム着こなしページがあった。
結局皆毎日こういうモノしか着てないんだからさ。
ファッション専門誌より、生活情報誌がたまにやってくれるファッション特集の方が、
いろんなシガラミがなくていいのかもしんない、
と思った次第である。
ところで、料理家の平松洋子先生と、飛田和緒先生って、
親戚!? 似てなくない?
ファッション雑誌買ってみた
『エクラ』は急に見出しがポップになったなぁと思ったら、
誌面もカジュアル重視に変えたみたい。
ジーンズとかいっぱい載ってた。
30台向け『グラツィア』を買ったのは、
夏木マリさんの大特集だったから。
30代雑誌だからって、同世代を特集するばかりじゃないのね。
夏木さんは49歳だそう。美しいねえ
夏木さんは、モノをあまり持たない人らしい。
また聞きだけど、靴一足買ったら、即一足捨てるそうだ。
そのときぜんぜん迷わないんだって。イメージぴったり~
しかし、特集のほかは見る気がしない『グラツィア』に比べ、
『エクラ』の方は気分よく見ていられるのだ。
なんでかな~と思って気づいたのが、
一つは情報量が『グラツィア』より控えめなところ。
載ってる商品アイテムの絶対数が少ない。
オバサンそんなにいろいろゆわれてもわかんねーって。
ちっとでいいんだちっとで。
もう一つは、
「男の視線」を意識していないところ。
『グラツィア』の服は、男を意識している。それもムンムン。
男に選ばれ、男の序列の世界の高い位置に行きたい女の欲望の照射。
『エクラ』は、もうそれは卒業してる。
(あるいは読者がもうある程度のクラスにいるからかもしれない)
男にウケる、姑にウケる、PTAでウケる、
そんなのもう関係ねぇ! だってオバサンだもん。
実際『エクラ』は、40代後半~がターゲットと明言していた(今月号中)が、
そういう意味では、もっと広い世代が対象になるんじゃないのかな。
男や姑やPTAにウケなくてもいい、
出世ももう気にしない、
そんなほどけた女が気分よく着られる服。
オバサンになっても、着たいもの着ようよ。
でも、見苦しくなく、エレガントにね。
そんなメッセージが感じられて、
同世代向けマダム雑誌(画報系、代議士夫人みたいな服ばっか)みたいにガチガチじゃなくて、
私はこの雑誌、好きだな。