40代 フツーのオバサンのファッション大研究!
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『暮らす服』 欲しいのは服じゃなくて服の着方
『暮らす服』(ベルメゾン、300円)
これは通販カタログ雑誌。表1が山口智子さん(42)で、特集が「山口智子さんとつくる、日本を楽しむ服”山笑う”」だったので見てみた。
山口智子さんご提案の服はなかなか素敵で、02の「マシュマロコート」なんて私も欲しいなと思ってしまった。お値段も高くないの。でもそれはたったの8ページだった。
で、残りはどうかといったら、生協のカタログに混じってくる「ムトウ」のと同じような印象。現実として考えて、40代が着てもほぼムリはないんだが、というかこれ、現実そのもので、面白くもなんともない。近所のスーパーで見かける40代そのままだよ。モデルはプロ使ってるからそう見えないだけで。
そもそも通販で服買うのは、40代じゃなくても危険行為。本やCD、実際に店頭他で見たことのあるもの以外は、よほど考えた方がいいのは、40代にもなれば皆知っていることだ。
ここまで考えて気付いたのは、私は雑誌を「服のカタログ」として見ていないことだった。私が欲しいのは「着方」であって、服そのものではない。服なんか別に要らないのだ。一枚の同じシャツを、ベルトやスカーフ、ボタンの開きでどう着るか。それを探すためにファッション雑誌を眺める。
でも、ファッション雑誌とカタログは服を売るためのものだから、そんなことは滅多にやらない。だから私は「ミセスのスタイルブック」(だからこのタイトルどうにかして)に活路を求めたのだ。あれは「売る」服じゃなく、「作る」服を掲載した雑誌だから。
このカタログも、全般に「オバサンの日常そのもの」であり、しかも濃くて暗い色ばかりなところが減点1。いやしくもオバサンに売ろうというなら、トップスにはもっとカラーバリエーションを揃えてほしいものだ。