40代 フツーのオバサンのファッション大研究!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
エッグシェイプ
エッグシェイプ ゆったり服で楽々
(2007年8月23日 読売新聞)
細身への反動■体形気にせず
ゆったりとしたシルエットの婦人服が注目を集めている。特にブラウスやワンピースはエッグシェイプと呼ばれる卵のようにふんわりとしていて、袖口も大きく開いたものが目立つ。
ここ数年、細身の服が流行してきたことの反動で、体形の気になる女性もおしゃれの幅が広がりそうだ。
秋冬物の商品が並ぶシブヤ西武(東京)の婦人服売り場は、いつもより優しい雰囲気に包まれている。各ブティックの店頭などでマネキンに着せて展示している服の多くがゆったりとしているからだ。
ワンピース(左)は腰元にゆとりを持たせ、ショートジャケットの袖口は大きく広がる(シブヤ西武で)
例えば、同店が海外で独自に買い付けた商品を販売するジャスティンモードという売り場では、袖口が大きく広がった七分袖のショートジャケットや、全体がふわりと見えるひざ上丈のワンピースなどをまとめて展示している。
「ニューヨークコレクションで1年前から、『ビッグシルエット』と呼ばれるゆったりした服が相次いで発表され、それが秋冬物ではさらに広がった」と、婦人服の企画を担当する小林清さんは話す。
生地もシルクや化学繊維を使い、軽快な印象を強調しているものが多い。その下にノースリーブのシャツや、タートルネックのセーターなどを寒暖によって合わせることができる。
30歳前後の女性を中心に、ウールのジャケットで3万円台前半、ワンピースで3万円前後の製品がよく売れる。体形もカバーできるため、40歳以上の購入者も増えているという。
全体的にゆとりのあるシルエットのヨガウエア。街着として愛用する人も多いという(無印良品池袋パルコで)
無印良品池袋パルコ(東京)では、ヨガ用に企画したワンピース(3675円)やフレアパンツ(同)が街着としても人気を集める。綿と化学繊維の混紡で、いずれもゆったりしている。9月末には、袖口の幅が約20センチと通常の倍ほどのワンピースを発売するなど、「これからゆったりしたシルエットの服を充実させます」と商品を企画している良品計画の担当者は話す。
こうした服が広がっている背景には、ここ数年、体の線にピッタリ沿った服が流行してきたことに対する反動がある。「細身の服は着る人を選ぶため、体形に自信のない中高年は流行を楽しみづらかった」と小林さんは指摘する。
おしゃれに見えるコツは、下半身をすっきりまとめること。「ゆったりしたひざ上丈のワンピースなら、下はスパッツを合わせほっそり見せると良い。小柄な人や、やせている人は、ワンピースの上に太めのベルトを巻いてアクセントにするとしゃれて見えます」と小林さんはアドバイスしている。上級編としては、こうしたワンピースに、あえて幅広のフレアパンツを合わせるという組み合わせもある。ただし、服がゆったりしている分、背の高い人の方が似合いやすいという。