40代 フツーのオバサンのファッション大研究!
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ODファッション誌
ここのとこ、山ガール系ファッション誌(なの?)の創刊が目立っている。
『ランドネ』『falo』『ヒュッテ』『OFガール』なんていう、
多くはアウトドア雑誌から派生した「女子部」的な扱いのもの。
ナチュラル系ファッション誌が出た頃と一緒で、
大同小異な印象はあるけど、
フェスカルチャーなんかとミックスしているので、
単なる体育会系でもなく、けっこう面白い。
うちの中1女子に見せてみたら、
「かわいい! こういうのがいい!!」
と、たいへん好評であった。
当分この路線は続くのかも。
天然生活 vol.69 10月号
出始めの頃手にとって以来すっかりご無沙汰だった私ですが、
今月の『天然生活』はちょっといいかもと思って買ってしまいました。
特定のモデルさんじゃなく、
Arts&scienceのシャツが表紙だったからかなー
ヨーガンレールさんのインタビューがあったり、
「お気に入りは、やっぱりジーンズ」
とか、
「平井かずみさん×金久保知佳さん
私の『10年1着』ができるまで」
なんていうタイトルが目を引きました。
赤文字系雑誌の、全然現実的じゃない
「1ヶ月着まわしテク」(販促ワザ炸裂)
とか、
「大人のパーティー服」
なんていう記事より絶対実用的だと思って。
平積みを見たら、ほかのファッション誌より明らかに減ってたから、
売れてるのかもしれません。
690円という価格も、以前より下がった?
広告増えてるのかな。
クロワッサン3/25
最近、ファッションのファの字も思い出さず暮らしていた。
そらそうだよ来る日も来る日も机の前と商店街だもんな。
だがコメントをいただいて久しぶりにここ見て、カウンターに驚いた。
6万超えてたのねいつの間にか。
ただ、このブログをいつからやってたのか忘れた。
2年くらいかな?
2年もやってりゃ、6万くらいにはなるのかな。
まあいい。直近のクロワッサンだけは買っていたのだ。
「いつも若くておしゃれ センスアップ特集」
何かこのタイトルに、かすかに「負けた」気分を感じるのは僻み?
原由美子さんと桐嶋かれんさんの対談。
申し訳ないが全然読まなかった。
桐嶋かれんさんの写真ばかり見てしまう。
なんて美しいんだろう。こんなだったら、40になろうが50になろうが、
何もこわくないだろうなぁ。
ひたすらうっとりするだけ。
後で出てくる桐嶋さんがモデルとなるハイブランドの服も、
フツーの主婦には縁のないデザインと価格で、参考にならん。
最後のプラダのコーディネート、
ドラキュラ伯爵みたいだぞ。
YOUさんのインタビュー。
この人もおしゃれすぎる。
どこにこんな40代いるっつうの。
この格好でPTAだの町内会だの行けないわ。ムリ。却下。
あと、あんなに脚出していい40代は、この人だけ。
いつもの対談、今回は横森美奈子さんと山田五郎さん。
何でこの2人なのかはさておいて、
とっても共感できるお話である。
「若い方が偉い信仰はイタい」
「40代以降のロングはきれいに見えない」
「前髪を作るとたるみが目だつ」
「残っている若さにしがみつかず、大人になる準備を」
「お金がない、をエクスキューズにしちゃダメ」
「40代からは、どんな人になりたいかビジョンを」
ホントそうだよな~
あと感じたのは、全体的に「ナチュラル系」入ったコーディネートが目立ったこと。
天然素材とか、サンドベージュと白とか。
でもやっぱり、これ40代にはむずかしいよ。
他はどうでも、ペタンコ靴はムリだろう。
女優の秋山菜津子さんのページが、
全編中もっとも参考になった。
それは単に、私の好みだっただけだけど。
STORYにびっくり
第一特集のタイトルが「時には、"買わない知性"もある私(はぁと)」
だもんね!
ファッション誌始まって以来じゃないの? タイトルに「買わない」ってつけたの。
そんなことない?
そんでいきなり「Part1」が、モリタク先生の誌上講義だかんね。
40代ミセスに「これから生活はもっと厳しくなります」と説き、
ミセスたちは「着まわしが大切ね!」と応じる。
うひゃ~。ファッション誌じゃないみたい!
part2が「こんな時代だから、私たち、本当に必要なものしか買いません!」
(今まで要らん物買ってたんか?)
part3が「冬の重ね着上手さんは、寒くても決して買い足しません!」
(夏服重ね着とかして、意図せずして『リンネル』みたいになってる。ちょっと寒そう)
part4が「リフォーム服、リバイバル小物で、この冬は買わずに乗り切ります」
(これは秀逸な特集。保存しておこう)
part5が「中村江里子さんの旅ワードローブに、無駄買いしない知性を感じました」
(さすがに貧乏くさくなってきたので、セレブな人に出てもらって盛り上げた?)
なんか全般に、「欲しがりません勝つまでは」「銃後の守り」「贅沢は敵だ」
みたいな悲壮感の漂うテキスト。なんか愛国婦人会みたいだ。
10年前に80代だった女性に、
「戦時中、たもとの長い着物着てたら、
橋のたもとで見張ってる愛国婦人会のオバサン(当時)に注意された」
って言ってたのを思い出した。
そんなに服買わないことは大変なことなんだ。
そりゃそうだファッション誌だからな。
まあ、なんだかんだ言って、「着回しお役立ちアイテムはコレ!」みたいな落とし込みになっているので、
ファッション誌の枠組みから外れてはいないのだが、
「買わない」
を前面に押し出した今回の構成には、
100年に一度というこの不況からは、STORYといえども逃れ得ないことを、
あらためてひしひしと感じた。
そうは言っても、1特以外では、相変わらずいつもの調子。
この手の雑誌見てていつも不思議なのは、
「パーティーウエア」だの、「パーティーシーンにふさわしいジュエリー」
だのという記事。
主婦って、皆そんなにパーティーとかあんの?
金銀のパンプス履くような。
私なんか、飲み会は誰かんちだし、同窓会も碌にないぞ。
今月の『ku:nel』
久しぶりに買ってみた。
登場しているアートディレクターの平林奈緒美さんという女性の、
「メガネ、白シャツ、軍パン」で15年という記事がよかった。
こういう人好きだなぁ。
真似したいけど、私には似合わない。
しかし、この人みたいに
「私といえばコレ!」
という組み合わせを1セットだけ作るとしたら私は何を選ぶか。
「白シャツとラップスカート」
だな、やっぱり。
基本がコレで、寒くなったら蓑虫のように上に重ねていき、
あたたかくなったら脱いでいく。
ただこれも、「フォーマル」というシバリがあって、
たとえばこの平林さんも、仮にお子さんがいたとして、
子どもの入学式には何を着るんだろう?
こういう人にこそ聞いてみたいんだ。
この号にはほかにも、
イラストレーターでアクセサリー作家の中川清美さんという人が、
着古した服に、細かいビーズをびっしり縫い付けたものが掲載されていて、
それもとっても素敵だった。
でもこれ、センスと技術のある人だからこそだよね~。
ビーズも、フランスでわざわざ買ってくるアンティークなんだって~。