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 森ガール?

春頃から耳をかすめていた言葉「森ガール」が、
ここにきて急に勢力を強めている模様。

要するに、クウネル系ライフスタイル雑誌からファッションがスピンアウトした、
ナチュリラとかああいう感じのファッションの子を言うのだろうと思う。
アイテムでいうと、
リネンのワンピースにスカート、レギンスなど重ね着。
首にぐるぐる巻き物。
靴はペタンコ。
ナチュラルメイク。
ギンガムチェックと花柄。

でも、こんなカッコで森に行ったら、
虫に刺されるで?

蒼井優ちゃんみたいで可愛いけど、30過ぎたら難しいと思うな~
どの道オバサンには縁のないカッコではある。
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 サマータイム・ブルース 服装2

P30
  車にもどり、現場を離れた。いずれ、黙って立ち去ったことで
  警察にうるさくつきまとわれるかもしれないが、
  今はとにかく、いくつかのことを整理する必要がある。
  二十一分で家に着き、
  ピーター・セイヤーの頭の光景を心から洗い流そうと
  時間をかけてシャワーを浴びた。
  白い麻のスラックスと黒い絹のシャツに着替えた
  ――それは生ける者たちの世界の中心部に自分をおくための、
  清楚で上品な装いだった。

  白い麻のスラックスと黒い絹のシャツ
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 サマータイム・ブルース食事シーン2

P27
  ちょうど正午になったので、休憩しようと決めた。
  近くのショッピング・センターにあったと記憶しているハンバーガーの
  <ウィンピー>は、ギリシャ風を模した涼しくて魅力的なレストランに変わっていた。
  わたしはおいしいかにサラダを食べ、シャブリを一杯飲んで、
  歩いてアパートメントへ戻った。

  かにサラダとシャブリ

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 サマータイム・ブルース2

「有力銀行の専務から、息子の姿を消したガールフレンドを探してほしい」との依頼を受ける。
 しかし、その息子はアパートで射殺されており、しかも依頼人自身も偽名を使っていたらしい。
 さらに、わたしは暗黒街のボスから暴力をうけ、脅迫された。背後に浮かぶ、大規模かつ巧妙な
 保険金詐欺……空手の達人にして美貌の女探偵の初登場作!」

何か、最後の1行が萎えますが…
本シリーズで最初に、ヴィクが着ているものに関する記述です。

  わたしはジーンズをはき、黄色い木綿のセーターを着て、
      鏡のなかの姿を点検してから、きびしい目で合格点をつけた。
      夏はわたしが一番きれいに見える季節である。
  イタリア人の母からオリーヴ色の肌を受けついだおかげで、
  日焼けするととてもきれいになる。
  わたしは自分に笑いかけた。母の言葉が聞こえてくる。
  「ええ、ヴィク、きれいよ――だけど、きれいなだけじゃだめ。
  若い娘は誰だってきれいになれるもの――それより、
  一人でちゃんと生きていこうと思ったら、頭を使わなきゃ。
  そして仕事を持たなきゃ、専門的な仕事をね。働かなきゃいけないわ」
   
  (『サマータイム・ブルース』ハヤカワ文庫)

ヴィクの服に対する最初の記述。
着ているものはごく平凡で、解説も長くはないのですが、
ヴィクの母親(元オペラ歌手で専業主婦)の、
娘を育てるにあたって彼女の考え方がうかがい知れる箇所です。

「きれいなだけじゃだめ」(きれいにするのは当たり前)
「仕事を持たなきゃ。専門的な仕事をね」(安定した職業の確保)

な~んか、思い当たるんですよね、
私たちの母親のスタンスが。

彼女らは必ずしも、
「稼げる男に嫁ぎなさい」
とは言わなかったと思う。
むしろ、「より稼げる男に嫁げなかった女」
として己を振り返ってのこの台詞だったのではないでしょうか。

80年代の娘として今、私は言いたい。

  そんじゃ、結婚すんなって言ってるようなもんじゃないのよ~

未婚アラフォーの皆様、
あなた方は正しかった!!


  

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 サマータイム・ブルース1

サラ・パレツキーの探偵小説シリーズ「ヴィク・ストーリーズ」のヒロイン、
ヴィクトリア(V.I)。
空手の達人にしてヤメ検私立探偵。
場末に格好だけの事務所を構え、
その電気代やら電話代やらも3ヶ月は溜める経営状態ながら、
誰にも助けを求めることのない「80年代的自立した女」。

そんなハードボイルドな彼女だが、
意外と衣装と食事に関する記述は詳細である。
これも、著者パレツキー氏の性向の反映であろうか。
ともあれ、この記述が、当シリーズにおける色彩となって物語を彩っていることは間違いない。

ここでは、「V.I」が何を食べ、
何を着ていたかを、抜粋によって明らかにしたい。

その1.

ハヤカワ文庫HMハ―2―1
『サマータイム・ブルース』

p21

  わたしの依頼人は東へ俺、ミシガン・アヴェニューに向かった。
  わたしは肩をすくめ、通りを亘ってアーニーの店に入った。
  店主はジョニー・ウォーカーの黒のダブルと、彼専用にとりわけてある
  サーロインを出してくれた。

食べたもの:
  サーロインステーキとジョニーウォーカーの黒のダブル


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またちゃん
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オバサンライター。ファッション誌の仕事したことはありません。ファッションセンスもありません。

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