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 夏服のオバサンたち

夏になった。
夏はオバサンのオバサン度が上がる季節だ。

おととしあたりから思うようになったのだが、
夏のオバサンは、露出度が低いほどいいようだ。
自分を見ても思うよ、
オバサンの二の腕とか膝とか、見たくないもんね。
たとえデブじゃなくても。

「タンクトップとショートパンツ、ゴムゾーリ」
いくら暑くても、これは自分ちの庭までだな。
自分は涼しくても、他人の眼に暑苦しい。

だからといって、
「ハイネックのシャツに日焼け止めの長手袋、
ロングスカートに溶接工みたいなサンバイザー」
というのも暑苦しい。

肌をなるべく出さずに、他人から見ても涼しげなスタイル、
オバサンの夏のおしゃれは、なかなか高度なものを要求されている。
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 オバサンに必要なただ一つの要素

書店で雑誌見てたら、またもナチュラル系ファッション誌登場。

『大人で可愛いナチュラル服 2008年夏号』(主婦の友社)

既刊類書と大同小異であろうと中身は見なかった。
しかし、今まで雑貨扱いだったこのジャンルの服が、だんだん本気で商売になってきたのかな。
ファッション業界のことはわからないけれども。

インテリアショップで、40代後半と思しきオバサンが、
内田彩乃さんみたいな服に身を包んでいるのを見て、
「ブームも本物?」
と思うと同時に、
「や、やっぱりイタい…」
と思ってしまった。
(なぜか、40代も前半と後半で随分違う風に見える)

リネンのワンピースに、カットワークの白レーススカート(長い)を重ねばき、
短い丈のカーディガンを羽織り、ペタンコ靴。

強い違和感を感じたのは、何よりその髪型である。
セミロングのゆるパーマ。
オバサンの髪型としては、間違っちゃいないし、そこそこ小奇麗だったけど、
この服とは合わないよなー。
だから、
「何か解釈間違ってるよ奥さん!」
と思っちゃったのかなー。

あと、この系統のファッションが、オバサンに合わない最大の理由がこの人を見てわかった。

「威厳」
というものが感じられないのだ。

非常に厳しい言い方をさせていただけば、
(だってこの人は何も悪くない、私には人の格好をどうこう言う権利はない)
「オバサンがカマトトぶってる」
にしか見えないのだということ。

ああもう、ナチュラル系でもSTORY系でも何でもいいよ、
わかった。
オバサンに必要なのは、何より

「威厳」

である。
それ以外に、年をとって得られるメリットなんてあるかい。
若作りが非難されるのは、その最大にして唯一のメリットを放棄して、
オバサンが若さにおもねるからであろう。

「年齢相応の格好を」
とよく言われ、つい反発してしまうけれど、
それはそういう意味なのだ。
皆、オバサンには威厳を持っていてほしいのだ。

逆に、威厳さえ感じられれば、何着てたっていい。
よし、これからはそれを目指すぞ。
と、世界のはじっこで人知れず決意。
でもどうやって。
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 大人ナチュラルはなぜむずかしいか

今日見かけた50代。
Tシャツ、ジーンズ、素足にサンダル、ショルダーバッグ、
髪はベリーショート。メイクも薄い。
学生のよう。

しかしみすぼらしくもみっともなくもない。
それは、この人が美人でスリムで姿勢がいいから。
これを、私がやったらどうなるか。
いや、やってるけど時々。
いったい何と見られていることか!

ナチュラルっていうから、自然のまま素顔のままのことかと思えばそうじゃない。
ナチュラルっていうのは、自然のまま素顔のままに「見える」ことなんだ。
決して「そのまんま」のことじゃない。

メグ・ライアンの、一見無造作に見えるナチュラル・ヘアは、
その実ものすごい計算された作りこみの上に成り立っているという。
20代を過ぎたら、そのまんまナチュラルはアリエナイのだな。

「そのまんまの、ヤバいおばさん」
になってそーな私。
メンドくさいけど、うんと努力しなきゃダメらしい。
それがイヤなら、沢山お金使って、
美容院とエステとネイルサロンとお抱えブティックにお任せすることだ。
(それはムリ)

おばさんになると、頭も気も使わなきゃなんないんだねえ。
難儀なこっちゃ。
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 やっぱイタいよ

あれは40代かな~、50代かもしんないな~。
時々いる、「後姿20代、前から見たらギョッ」なオバサン。
でもま、後姿からでも察しがつくんだけどね。

サーファーカット(?)風ロングヘアが白髪まじり。
つやがなくパサパサの髪がロングって時点でオバサン決定。

で、正面から見るでしょ。
スタイルはいいんだよ、スリムで脚も細くて。
でも、ムネは下がってるから、体の線が出る服はやっぱり痛々しい。
薄手のTシャツに、スリムジーンズ。
んで、ヒール高めの若い子が履いてそうなエナメルのサンダル。
服から出てる足首とか手の甲とかの肌のつやのなさが、
「おばあさん」みたいに見えてしまう。

極めつけは顔。
タルミとかシミはまあ、しょうがないとして、
あの眉間のタテジワだよ!!
怖いんだよ!!
いったいどんな苦労したんだよ!!

若い頃とあまり変わっていないからといって、
若い子と同じ格好すると、
加齢がより強調されるという悲劇的な結果を、
とくと見せていただいた感じ。

変わってない人もそれなりに気を使わなきゃダメなのねん。
(じゃあ変わりようが激しい人は、
 激しく気を使わなきゃいけないわけか!?)
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 40代のチュニック

久しぶりに都心に出たので、百貨店に入ってみる。
おしゃれした(とおぼしき)40代を見る。
素敵な人は少ない。

若者に流行中の、ペラペラの生地のチュニック、
ハイウエストで中間色でペーズリー柄みたいな。
アレを着てる40代を見かける。

着てる本人は体型カバーのつもりかもしれないが、
よく言われるように「おめでた」っぽくも見える。
40代が若者アイテムを着るのは難しい。

職業柄、タイトルをつけたり、見出しをつけたりする作業が多いのだが、
そのとき注意していることは、
「目新しい言葉を使わない」こと。

目新しい言葉を使うときは、よくよく注意しなければならない。
それが使える特殊な環境にあるか、
その言葉を使うこと自体に、タイトルや見出しの意味があるような時のみにして、
基本は「スタンダードな言葉だけを使って、目新しい事象を解説する」
ことを心がける。そうじゃないと理解してもらえないし、
受け入れてもらえないからね。

服にも、同じものを感じるな。
若者が流行り物を着るのは、いいのだ。
直訳みたいなものだ。
しかし、トシを重ねた者が同じ物を着るときは、
それなりのエクスキューズが必要だ。
それができない者は(できない者が大半である)、
エクスキューズの要らない、スタンダードな物を着た方が、
相手に理解してもらいやすい(受け入れてもらいやすい)と思う。

つまり何が言いたいかというと、
20代の服を着こなす力量(ここでは主に体型である)のない者は、
スタンダードにして質のよい物を着た方が無難である、
ということだな。
もって自戒とする。
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またちゃん
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ライター
自己紹介:
オバサンライター。ファッション誌の仕事したことはありません。ファッションセンスもありません。

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