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 山本耀司さん

昨日山本耀司さんのことを思い出したのとシンクロして、
今日の朝日の土曜版の「フロントランナー」が耀司さんだった。
こういう顔の人は、あまり年をとらないんだなあ。
昔から思っていたのだが、山本耀司さんにいちばん似合うのは、
みづらに結った髪と、埴輪が着てる貫頭衣、
要するに「古事記に出てくるオオクニヌシノミコト」の格好だ。

それはさておき、記事中の気になったフレーズ。

(インタビュアー=魚住ゆかりさん)作品は非対称だったり、
体を包み込んだりするもので、しばしば「不完全な服」と
評されました。
(山本)ボクの服づくりの基本は、服と体の間に空気が入ることです。
間があることで、シルエットが変化し、布地の美しい動きができる。
それが好きでこの仕事を続けている。

不完全な服。
なるほど私が服に求める要素はそれなのだな、
と今わかった。

鎧のように構築的な西洋式の服は、
そこに身を任せてしまえばラクになる。
服が自分を完全に見せてくれる。
だけど私はそれが好きじゃないのだ。

服が服だけで完結していなくて、
そこに自分がするりと入ることによって、いかようにも変化する、
そういう服が私は好きなんだ。
「不完全」というよりは、「非完結の存在」。

空気が入る服、いかにもアジア的、
日本的なテイストだよね。

(山本)ただ、僕はプレタポルテのほうが格段に難しいと思っています。
――プレタポルテは頼まれもしないのに服を作って、
しかも売れるかどうかわからない。

書籍に関わっている者として妙に共感を覚える。
本もそうだよ。頼まれもしないのに(広告もないのに)
勝手に本を出して、しかも売れるかどうかわからないとこなんかソックリ。

本日は、別に40代とナンにも関係ない話になってしまった。
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COMMENT

無題
わたしもそういう服、大好きです。この記事を読むまで、自分の中ではそういう服を「アートな服」と分類していましたが、「不完全・非完結」ということばのほうがピタッときますねー。

後ほど、トラックバックさせてくださいね。
2008/01/11(金) 14:56:53 | URL | Yさおり #353bc80716[ 編集]


無題
トラックバックありがとうございます。

といっても、実は、
トラックバックが何だかよくわかっていないのですが。

Yさおり様は米国にお住まいなのですね。
いろいろな出身の方がいらっしゃるお国柄、
日本のようにセセコマシイ事情はないのではと思いますがいかがでしょうか?
今度教えてくださいね!
2008/01/13(日) 23:16:56 | | またちゃん #2893da87b0[ 編集]


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