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 今月の『ku:nel』

今月(08年11月)の『ku:nel』の特集が「わたしのおしゃれ」。
久しぶりに買ってみた。

登場しているアートディレクターの平林奈緒美さんという女性の、
「メガネ、白シャツ、軍パン」で15年という記事がよかった。
こういう人好きだなぁ。

真似したいけど、私には似合わない。
しかし、この人みたいに
「私といえばコレ!」
という組み合わせを1セットだけ作るとしたら私は何を選ぶか。

「白シャツとラップスカート」

だな、やっぱり。
基本がコレで、寒くなったら蓑虫のように上に重ねていき、
あたたかくなったら脱いでいく。

ただこれも、「フォーマル」というシバリがあって、
たとえばこの平林さんも、仮にお子さんがいたとして、
子どもの入学式には何を着るんだろう?
こういう人にこそ聞いてみたいんだ。

この号にはほかにも、
イラストレーターでアクセサリー作家の中川清美さんという人が、
着古した服に、細かいビーズをびっしり縫い付けたものが掲載されていて、
それもとっても素敵だった。

でもこれ、センスと技術のある人だからこそだよね~。
ビーズも、フランスでわざわざ買ってくるアンティークなんだって~。
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 『暮らしの手帖』読者想定ファッション

前記事にお寄せいただいた「ryu」さんのコメントに触発(?)され、
思いついたタイトル。

『暮らしの手帖』読者にふさわしいファッションってどんな?

何よりも、「長く大切に着る」ことが前提であろう。
となれば、「最新流行」など言語道断。
だって、今日の最新流行は、明日いちばんみっともなくなるんだもん。

いきおい、あまりデザインのないシンプルなものになるに違いない。

そして、生地と仕立てがよいこと。
既製服にこれを求めようとすると、ブランドとしてはどの辺がいいのかな?
オーセンティックなデザインということでいえば、ヨシエイナバあたりかな?
こういうのをよく知らないところが悲しいところだ。
ご存知の方はどうぞご教示いただきたい。

あるいはもう思い切って仕立てる。
自分の好みをこまごま注文してオーダー。
いっぺんやってみたいもんだ。

サイズが変わっても、丈が気に入らなくなっても、
これを、直しなおし着る。

さて、それはどんな服かな?
だからといってロイヤル系でもないだろう。(キコ様とか)
毎日スーツ着て暮らすわけじゃないんだから。

私のイメージとしては、
エッセイストの山本ふみこさんね。
たまーに雑誌に写真をお見かけすると、
地味に品のある、落ち着いた感じのお洋服をお召しになっている。

・流行を追わない
・質が良い
・でもダサくはない

これって、いちばん難しいし、お手本が少ないよね~~
少なくとも、商業的なファッション情報の中には探せないはずだ。
自分が憧れる生き方をしている女性の装いにヒントを得るしかないのかもしれない。

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 夏服のオバサンたち

夏になった。
夏はオバサンのオバサン度が上がる季節だ。

おととしあたりから思うようになったのだが、
夏のオバサンは、露出度が低いほどいいようだ。
自分を見ても思うよ、
オバサンの二の腕とか膝とか、見たくないもんね。
たとえデブじゃなくても。

「タンクトップとショートパンツ、ゴムゾーリ」
いくら暑くても、これは自分ちの庭までだな。
自分は涼しくても、他人の眼に暑苦しい。

だからといって、
「ハイネックのシャツに日焼け止めの長手袋、
ロングスカートに溶接工みたいなサンバイザー」
というのも暑苦しい。

肌をなるべく出さずに、他人から見ても涼しげなスタイル、
オバサンの夏のおしゃれは、なかなか高度なものを要求されている。
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 達人マダム語る

お仕事サイトでファッション記事(?)を書いた。

http://allabout.co.jp/family/simplelife/closeup/CU20080708A/

お話を伺ったマダムは、セレブ対象にお直しをしている人で、
キャリア20年以上。
その前はモデルをしていたそう。

黎明期のテレビCMやグラビアなど、何でも出演していたとかで、
当時はスタイリストなんていう職業も確立しておらず、
ファッションの仕事以外では、モデルは自前で服や小物を揃えて現場に持って行ったんだそうだ。
へ~~

マダムに、40代のファッションの難しさを訴えると、
深くうなずいてこう言ってくれた。

「そうね。40代は、いいものを着ていないともう難しい年だけど、
いちばんお金がかかる年代でもあるから、
それだけの服を買うほど余裕はないのよね…」

だからこそ、手持ちの服を見直し、直せるものは直すなどして、
長く大事に着ることが大切、と説いた。

マダムが言う「おしゃれ」とは、服を大量にとっかえひっかえして、
どんどん入れ替えることではなく、
一枚の服をいかに多様に着まわし、活用するか、その「技術」であり、
それを楽しむ気持ちのことらしい。

「買え、買え、どんどん捨てろ」
というファッションの世界にあって、こういうことを言ってくれる人は珍しいんじゃないかな。
お話を伺ってとっても爽やかな気持ちになったし、
まとめた原稿を見せたときは、
「そう! ずっとこういうことが言いたかったの」
と、共感してもらえた。

おしゃれ=一枚の服ととことん向き合うこと

これって大事なことだよね。

服と対峙するのが面倒だからと「持たない」(逃げる)のではなく、
一枚の服ととことん向き合う、付き合う、仲良くなる、
それこそが暮らしを楽しむ、人生を楽しむことだものね。

お母さんや叔母さんの服をお直しして着る、
ユニクロやZARAを徹底的にお直しして着る、
そんな人たちの話も参考になった。

直しながら着るとき、知っておきたいこと。
・既製服は、縫い代がギリギリしかとっていない(特に安い服)ので、幅や丈を出すのが難しい
・9号と11号で迷ったら、大きい方を買ってお直しに出すといい
なるほど。

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 威厳があって自由なオバサン

威厳があるオバサン

が、単なる従来型紋切り型オバサンファッションに陥らないためには、
どうあればいいのか?

これは非常に難しい問題です。

個々の容貌に頼らない、
ある程度一般化した標準値を出すには、
ファッションというものは触れ幅が大きすぎる。

という問題を置いといて~、
私がここ数日見かけた「オシャレでかつ威厳のあるオバサン」を取り上げてみます。

1 エスニック系

体型的にはたっぷりしていて、そんなに若作りを意識しているようには見えない人だが、
着ているものはアジアかアフリカの手仕事系の布地で仕立てた、
ちょっと変わったデザインの、たっぷりめのドレス。
それに中ヒールのサンダルを合わせて、
髪はセミロングのゆるソバージュ。化粧薄め。

「デキル!」
っていうほど計算されつくした感じじゃないんだけど、
「あ~、おしゃれを楽しんでるな~」
というゆとりが感じられ、
なおかつ体型とのバランスも取れていて、
参考にしたい方だった。

エスニック、よくよく選ばないと難しいジャンルだけど、
モノのいいのを選んで上品に着ると、
落ち着いたおしゃれな人に見えるトクな服だな~と思った。

この場合、小物やアクセサリーもエスニックにしちゃうと、
クドくて安っぽくなるので、
ここぞとばかりブランド物にしちゃった方が無難なのかもしれない。

2 DC系?

ワイズとかギャルソンとか、
値段はオバサンなので、意外と着てる人多いのだが、
おしゃれなオバサンが着る分には、
いたって迫力があってカッコいい。

こないだ見たのは、
あごにつくくらいのストレートのボブが、
白髪50%くらいで、
縦長シルエット(Iライン)のデザイナーズ系でキメてたオバサン。

こういう人はもともとファッション業界人とかで、
我々とはワケが違うんだろうが、
とっても素敵~とうっとりしてしまった。

何より素敵だったのは、
そういう服着てるのに、とっても優しそうな笑顔だったこと。
こういう服着てる人って、たいていニコリともしないもんね。
要するに、ゆとりがカッコよさを倍加させてたのかな。
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オバサンライター。ファッション誌の仕事したことはありません。ファッションセンスもありません。

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