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 STORYにびっくり

今更だけど、『STORY』の1月号にはビックリしたね。
第一特集のタイトルが「時には、"買わない知性"もある私(はぁと)」
だもんね!

ファッション誌始まって以来じゃないの? タイトルに「買わない」ってつけたの。
そんなことない?

そんでいきなり「Part1」が、モリタク先生の誌上講義だかんね。
40代ミセスに「これから生活はもっと厳しくなります」と説き、
ミセスたちは「着まわしが大切ね!」と応じる。
うひゃ~。ファッション誌じゃないみたい!

part2が「こんな時代だから、私たち、本当に必要なものしか買いません!」
(今まで要らん物買ってたんか?)
part3が「冬の重ね着上手さんは、寒くても決して買い足しません!」
(夏服重ね着とかして、意図せずして『リンネル』みたいになってる。ちょっと寒そう)
part4が「リフォーム服、リバイバル小物で、この冬は買わずに乗り切ります」
(これは秀逸な特集。保存しておこう)
part5が「中村江里子さんの旅ワードローブに、無駄買いしない知性を感じました」
(さすがに貧乏くさくなってきたので、セレブな人に出てもらって盛り上げた?)

なんか全般に、「欲しがりません勝つまでは」「銃後の守り」「贅沢は敵だ」
みたいな悲壮感の漂うテキスト。なんか愛国婦人会みたいだ。
10年前に80代だった女性に、
「戦時中、たもとの長い着物着てたら、
橋のたもとで見張ってる愛国婦人会のオバサン(当時)に注意された」
って言ってたのを思い出した。

そんなに服買わないことは大変なことなんだ。
そりゃそうだファッション誌だからな。

まあ、なんだかんだ言って、「着回しお役立ちアイテムはコレ!」みたいな落とし込みになっているので、
ファッション誌の枠組みから外れてはいないのだが、
「買わない」
を前面に押し出した今回の構成には、
100年に一度というこの不況からは、STORYといえども逃れ得ないことを、
あらためてひしひしと感じた。

そうは言っても、1特以外では、相変わらずいつもの調子。
この手の雑誌見てていつも不思議なのは、
「パーティーウエア」だの、「パーティーシーンにふさわしいジュエリー」
だのという記事。
主婦って、皆そんなにパーティーとかあんの?
金銀のパンプス履くような。
私なんか、飲み会は誰かんちだし、同窓会も碌にないぞ。
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 ライターのファッション

「服と職業」の関連をよくよく考えてみると、
じゃあ私は私の職業(ライター)にふさわしいものを着ているのか?
正直、わからない。
私の職業に期待される服ってどんなものか、
一口で言えない気がする。

だって、ライターっていったって、
・書いてる媒体
・取材対象者
・取材場所
によって、着るべき服って全然違うはずだしね。

経済誌とかオピニオン誌みたいなカタい媒体、
あるいはスポンサーのあるPR誌、
こういうとこで書くなら、センスは不要だけど、
やっぱりスーツか、少なくとも堅めのジャケットが必要。
足元はパンプス、せめてローファー。

女性誌なら、主婦向けかファッション誌かで、
これまただいぶ違ってくる。
主婦の取材にファッション誌向けの格好で行ったら反感買うだろう。
その逆もまた、ナメられそうだ。
反感も軽蔑も、取材の障害になる。

専門誌であれば、建設・製造業向け媒体、山岳雑誌、スポーツ誌は、
何より安全ン第一じゃないと、
取材先にも同行カメラマンにも迷惑かける。
薄着で保冷庫内の取材して、
帰ったら肺炎じゃ、原稿落とすわ。

やっぱダメだ、とてもじゃないが一つにくくれない。

雑文ライターとしての今までの取材経験上、
そのどれもに近い現場に行ってきた私としては、
「全方位外交」
な服じゃないとダメだったんだな~。
そりゃ、ポリシーもワードローブも決めらんないわけだ。
こんな職業、ほかにある?
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 読んでる本で決める自分のスタイル?

街に出て人のファッションを見るのはとても楽しい。
素敵な人が多い街では、カッコいい40代以上が沢山いる。
普段しょもない住宅街に引っ込んで暮らしているので、
たまに都会に出ると実に新鮮だ。

実際、ファッション雑誌なんかより、
ナマミの人間を見る方が100倍ためになる。
たまには銀座だの恵比寿だの青山だの、
行ってみるべきだねえ。

『Story』にも『ナチュリラ』にもよりどころを見出せない私だけど、
そういうナマミの人を見ているうちに、
次第にわかってきた自分の傾向。

職業でいえば、
「広い図書館を、本を求めてはしごも登る司書」
「現場仕事もあるインテリアコーディネーター」
なイメージ。
自分に近い「編集者」は、カッチリしすぎてちょっと苦しい。
だから私編集向かなかったのかな。
「暮らしの手帖の読者」
も、ちょっと違うイメージ。
そう、読んでる本や雑誌で人物像を描くとうまくいくみたい。

こんな風にコンセプトがはっきりしてくると、
割と組み立てやすい気がしてきた。
「この人物なら、コレは着ないはずだ」
っていのがはっきりしてきて、
女優が役作りするみたいなもんかな。
 

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 こんな雑誌なら読みたいな

今雑誌不況だそうで、廃・休刊が相次いでいる。
ファッション誌では『Boao』、40代向けの『Grace』。
これで40代向けといわれるファッション誌は、
『STORY』と『marisol』『Precious』になったのかな?
主婦向けはこれでSTORYだけ~。

40代が読みたいファッション雑誌って、
ホントにこれだけなのかな。
少なくとも私はどれも読む気がしないんだ。

私だったらどんなファッション誌が欲しいかっていうと、
「健康雑誌の半分がファッション関連情報」。
それも、「玉ねぎで10キロヤセた!」とかじゃないやつね。

入っていてほしい情報。

健康
 マクロビレシピ、レストランとショップガイド(お取り寄せ付き)
 ヨガ、古武道、バレエなどエクササイズ
 ダイエット
 アロマ、マッサージ
 スキンケア
 漢方
 診療内科系

ファッション
 スタイリストによる、フツーのオバサン改善講座
 40代のストリートファッション(あるいはおうちファッション)
 アラフォー向けドラマで女優が着てた服を集める
 婦人服オーダーのノウハウ(銀座の名店とか)
 革製品の選び方、長く使う知恵
 カラーアナリストによる「色の効果」
 エクササイズファッション
 香水の知識
 アンチエイジングなメイク(かづきれいこ先生系)
 
インタビュー
 先輩に聞く(50代以上の美しい女性)

家庭と子どもは抜き。
広告は、エコ系企業、スポーツメーカー、食品。
ファッションブランドの広告が入らないファッション雑誌ってできないのかな。
 
どんどん買ってどんどん捨てろ、をすすめるファッション雑誌に、
「サステイナビリティ」という概念は合わないだろうか。
健康と組み合わせることで、可能にならないだろうか。
というシロウト考え。

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 45歳が分かれ道、だそうだが

先号の『クロワッサン』で、スタイリストの岡部久仁子さんが、
「女性は45歳がおしゃれの分かれ道」
と言っていた。
ヤル気がある人は、体型を気にするから、服が似合うって。

うーんつまり、体型が崩れたら、服は似合わないってことか。
ホントそうなんだけどね。
でもそれを言ったら終わり、でもあるよね。
最初からスタイルがいいんなら、苦労しないって。

40代にもなれば、多かれ少なかれ体型は崩れる。
その「崩れた体型」という現実を無視して、
素敵な服だけ押し付けられても困るんだよ。
体型が崩れているという前提のもと、
それでも気分よく着られる服、気分よく着られる着方、
というのを提案してくれるのがプロじゃないの?

その意味で今号の『ミセスのスタイルブック』では、
石田純子さんがフツーのオバサン(失礼、40代の女性)をスタイリングしていて、
しみじみ眺めてしまった。
だって、読者モデルとなった皆さんのルックスが、
私の姉妹のように現実的だったから。

アッと驚く大変身、
ということではないけど、
「おぉ、確かにスッキリして見える」
「やっぱりきれいな色の方が若々しいな」
なんて気づかされて、なかなか勉強になった。

そして、
「やっぱりおしゃれって、"気をつかうこと"なんだな」
と改めて思わされた。
ちょっとでも素敵に、ちょっとでも楽しくなるように、工夫すること。
袖を少し折ってみるとか、裾を出してみるとか、
そんなことで随分違う(らしい)のだ。

私のようなフツーのオバサンは、
スタイルもよくなきゃセンスもない。
「それでおしゃれしようなんて、図々しいのよ!」
って言われてしまうかもしれないけど、
それでもおしゃれしたいのだ。
少しでもマシに見えたいのだ。

「センスを磨く」
なんてすごいハードル高く思えて、
「今さらムリ‥」
なんて引いてしまうけど、
「少しでもマシになるように、工夫する」
ことだったら、私にもできると思うな。

「今年らしい表情」
だの、
「ワンランク上の」
なんていう高等な話は要らないんだ。
プロには、もっと現実に即したアドバイスをしてほしいんだ。

しかしこの『ミセスの~』は、
写真がどーも良くない。
特にスタジオで撮ったやつ、
中には「このライティングは何だ?」というのもあって、
だから見ていても気分が浮き立たないんだな。
それはやっぱりこの本が「ファッション誌」ではなく、
「ソーイング雑誌」だからで、
どっちかというと、産業誌、業界誌の写真なのだ(『月刊包装』とか)。
それが残念。

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